放熱ギャップフィラーとCell to Pack構造用放熱接着剤の品質評価、まずオイルブリードアウト量から検証する。

GLPOLYブランドには15シリーズの放熱材料がある。その中、特に推奨するのは放熱ギャップフィラーXK-SシリーズとCell to Pack構造用放熱接着剤XK-Dシリーズである。 近年では電気自動車の動力バッテリーパックに使われることが多くなっている。

この2つの材料品質について話すると、下記の3点から材料の良否を判明する。

1.  シリコーンオイルのブリードアウト

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オイルブリードアウトは材料が老化する最大の原因となる。 XK-Sシリーズのシリコーン分子構造は「非線形構造」である。混練と攪拌の間、シリコーン分子は側鎖反応と鎖延長反応により、立体バリア性を備えて、材料の熱伝導性と絶縁性を安定させること。

オイルブリードアウト量が高い、材料中にまた化学反応していない線形シリコーンが多いこと。熱伝導性粉体との両立性が悪くなったりして、完成した材料の安定性が低下する。

XK-Dシリーズはノーシリコンの材料であり、シリコンオイルのブリードアウトは発生しない。

2.  粘度試験

XK-S/Dシリーズのレオロジー特性と粘度バランスがよい、1:1の2液混合しながら押出後、低応力下で優れた追従性で凹凸がある部位を埋め尽くし、硬化する後柔軟性があるシートになり、振動試験を受けても、材料は依然として高い充填性を維持し、耐ポンプアウト、耐ズレ特性がある。

粘度のバランスが悪い場合は、1:1の割合が達成できないとともに、自働化ディスペンサにも応用られない。

3. 匂い

未加工の熱伝導性粉体は親水性があり、その表面はシリコーン系やアクリル系フィラーとの互換性がない。どうやって両立性にするか。 低コスト、簡単に加工できる方法は分散添加剤を使用するということ。匂いが大きく、沈殿する可能性があり、信頼性が低い。

コスト高で技術的な処理方法は、熱伝導性粉体の表面改質である。化学的接合により、匂いない、高信頼性を実現する。XK-S/Dシリーズはその技術的な処理で生産したものである。

3つの自動車工場はGLPOLYの製品を採用しているので、品質保証がある。

 

問い合わせ窓口:mandy@glpoly.com; kemmy@glpoly.com
ホームページ:www.glpoly.com

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